「公職選挙法の一部を改正する法律案」を提出(参議院)
12月16日、「公職選挙法の一部を改正する法律案」(議員立法)を国民民主党、日本維新の会で参議院へ共同提出しました。
法律案の内容は、①現行の参議院議員定数248人を242人とする。②削減の方法は比例代表選出議員の定数を現行の100人を94人とする。③比例代表選出議員のいわゆる「特定枠」を廃止する。などです。
現行の参議院議員定数は、平成30年(2018)の公職選挙法の改正により、埼玉県選挙区は1票の格差の是正のために2増、比例代表選出についても4増されました。さらに合区による救済措置として比例代表選出議員にいわゆる「特定枠」が設けられました。この改正は自民党が発案し強硬な姿勢のもとで成立しました。
これに対して、今回提出した法案は埼玉県選挙区の定数2増は維持したうえで、比例代表定数を6減して現行法以前の定数に戻すと共に、自民党のご都合主義で設けられた「特定枠」を廃止することとしています。なお、参議院の選挙制度については令和7年(2025)の参議院議員通常選挙に向けて抜本的な見直しについての検討条項を設けることも求めています。