学校法人「森友学園」の小学校建築現場を視察
 2月28日、民進党「森友学園」調査チームの一員として学校法人森友学園の小学校建設現場(大阪府豊中市)を視察しました。その後、豊中市役所の浅利市長、大阪府私立学校審議会の梶田会長、塚本幼稚園(森友学園系列)の元園児の保護者から、お話をお伺いしました。
 本年4月に開校を予定しているという小学校建設現場には廃棄物を含んだ土砂が積み上げられており、ショベルカーがグラウンド予定地に山積みになっていた土砂の分別を行っていました。また、学校側が産業廃棄物を保管している場所に産業廃棄物法で設置が義務付けられている掲示板も見当たらず、近隣住民の話では「校庭の地下のゴミを撤去しているはずはない。トラックも全く見ていない」とのことでした。
 豊中市長は、市民から「何故あんな小学校を建てるのかと苦情が散々来ているが、小学校の認可は大阪府知事が行うことであり困惑している」とのことでした。また、「産業廃棄物が話題になっているにも関わらず、森友学園からも業者からも一言もないため、豊中市としても動きがとれない」とのことでした。
 ちなみに、産業廃棄物の処理総額を1立方メートル当たりの処理単価で割ると約2万立方メートルとなります。しかし、今回の実地調査をしただけではそれが全く見えませんでした。今後、参議院予算委員会において、森友学園をめぐる疑惑解明に向け全力を尽くしてまいります。