「緊急事態宣言期間の延長」に関する国会報告への質疑(参議院議院運営委員会)
5月4日、議院運営委員会において、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間の延長について、西村コロナ担当大臣から政府報告を聴取した後、僅か7分ですが質疑を行ないました。
冒頭、安倍総理が官僚答弁ではなく、自らの言葉で国民の皆様に延長をせざるを得ない理由を説明し、理解を得る責を負っていることを指摘すると共に、各国のリーダーを見習い、毎日国民に現状を説明することを求めました。その上で、現場からの声を踏まえて下記の提案を行ないました。
1.日々のPCR検査の総検査数の把握と公表を要請
※分母(日々のPCR検査数)が非公表のまま分子(日々の陽性者数)だけを公表しても感染拡大の実態を正確に把握できな い、ということ。
2.日本においてレムデシビルが特例承認された際の供給時期と当該薬剤の確保策について
※レムデシビル自体が稀少疾病用医薬品であり市場に流通していない現状と製造国であるアメリカでの在庫確保ができるまで日本への供給が始まらない懸念があることを指摘し、このことを踏まえた対応を要請。
3 アビガンの早期承認による早期治療体制の構築を要請
※レムデシビルは重症患者用であることから、既に軽症・中等度症に一定の薬効が確認されているアビガンの早期承認に向けた取り組みを加速させ、早期治療体制を構築する必要があることを指摘。

これらの要請事項への政府の対応は、質疑当日から始まっている様です。政府の速やかな対応には感謝しています。
質疑詳細は、動画をご覧下さい。