12月2日、私が事務局長を務める自殺対策を推進する議員の会(議連)は、第27回総会を開催しました。
総会では、7月以降自殺者が増加していることを受け11月16日に田村厚生労働大臣に「コロナ禍における総合対策」の強化に関する要望を行った後の、各省庁における取り組みの進捗状況の報告並びに「いのち支える自殺対策センター（JSCP）」より10月に自殺者が急増した要因分析の報告がされました。
JSCPの報告では、10月の急増に関しては、自殺報道ガイドラインによらないメディア報道が、複数の悩みや課題を抱えている人に影響を与えてしまった。今後の課題として、インターネットメディに対し自殺報道ガイドラインに則った報道を求めるほか、有名人の自殺が起きてしまった場合には、速やかにメッセージを発して人々へ自殺対策に取り組む必要性が報告されました。
また、緊急要望に関する行政の進捗では、厚生労働省をはじめ各省庁より、都道府県行政と連携を取り、これまでの取り組みの一層の強化、予算に関しては令和2年度3次補正予算並びに令和3年度予算において適確に対応し行くとの報告がされました。
議連では、今後の推移を見極め必要に応じて総会を開催し、対応してい行くことを確認しました。