北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会において質問
 12月7日、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会において質問しました。拉致問題に関しては、この10年間これといった進展がなく、膠着状態の中でどういう対応が今我々にできるか、今できることを少しでも前に進めていこうという観点から質問させていただきました。
 私は、拉致問題が膠着状態に陥っている状況の中で、数少ないツールである北朝鮮向けラジオ放送を何とか充実させたいと思っています。そこで、「しおかぜ」への支援を要請したところ、担当大臣から「適切に対応したい」との答弁がありました。
 次に、拉致認定の在り方について質問しました。松本京子さん拉致認定以後10年にわたりただの1人も認定されていない理由、政府認定拉致被害者の拉致当時の具体的状況の情報開示を行わない理由等について担当大臣にお聞きしました。しかし、担当大臣の答弁は従来からの繰り返しでしかなく、従来の考え方を踏襲するだけでは、物事を前に進められないのではないかとの問題提起をさせていただきました。
 最後に、民主党政権時代には月一回の家族会との意見交換・情報交換の場が設けられており、様々な問題を前に進めていくきっかけを作るチャンスでもあり、そうした取り組みの復活をお願いさせていただき、質問を終えました。