参議院本会議での討論
12月14日、参議院本会議において民進党・新緑風会を代表し、「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」に対して反対の立場から討論を行いました。
第192回臨時国会では、年金制度に関して本会議での代表質問を含め5回の質疑をさせていただく中で、現在の年金制度の問題点を指摘し、抜本改革の必要性を訴えてきました。今回の反対討論においては、年金財政の持続可能性を追い求めようとした結果、年金制度が本来持つべき最低保障機能の検証が全く抜け落ちている点をはじめ、これまで政府に対して指摘してきた問題点を指摘するとともに、「年金制度の抜本改革」の必要性について更に強く訴えさせていただきました。
急速な少子高齢化が進展する現在の日本において、老後の生活を支える安定した公的年金制度を再構築する必要性が高まる一方、制度改革が社会・経済の構造変化に対応しきれていません。2050年代には、日本人の平均寿命は男性85歳、女性は90歳を超える、と言われている中、超長寿社会を想定して基礎年金の拠出期間の見直しや被用者保険の適用拡大を更に進めること、更に低賃金による免除者や未納者が激増する中、逆進性の高い定額保険料の在り方を速やかに検討し、措置を講じなければ、近い将来より深刻化した年金財政と向き合わなければならなくなってしまいます。
安定した年金制度を実現にするために、「抜本改革」に向けた国会での議論を深めてまいります。
第192回臨時国会では、年金制度に関して本会議での代表質問を含め5回の質疑をさせていただく中で、現在の年金制度の問題点を指摘し、抜本改革の必要性を訴えてきました。今回の反対討論においては、年金財政の持続可能性を追い求めようとした結果、年金制度が本来持つべき最低保障機能の検証が全く抜け落ちている点をはじめ、これまで政府に対して指摘してきた問題点を指摘するとともに、「年金制度の抜本改革」の必要性について更に強く訴えさせていただきました。
急速な少子高齢化が進展する現在の日本において、老後の生活を支える安定した公的年金制度を再構築する必要性が高まる一方、制度改革が社会・経済の構造変化に対応しきれていません。2050年代には、日本人の平均寿命は男性85歳、女性は90歳を超える、と言われている中、超長寿社会を想定して基礎年金の拠出期間の見直しや被用者保険の適用拡大を更に進めること、更に低賃金による免除者や未納者が激増する中、逆進性の高い定額保険料の在り方を速やかに検討し、措置を講じなければ、近い将来より深刻化した年金財政と向き合わなければならなくなってしまいます。
安定した年金制度を実現にするために、「抜本改革」に向けた国会での議論を深めてまいります。