民進党、希望の党による「働き方改革検討のための合同会議」
 参議院議員会館において、民進党、希望の党による「働き方改革検討のための合同会議」を開催しました。
 政府の「働き方改革」について、全日本運輸産業労働組合連合会、全国過労死を考える家族の会、日本弁護士連合会、日本労働弁護団、均等待遇アクション21/真のポジティブアクション法の実現を目指すネットワーク(ポジネット)よりヒアリングを行うとともに、意見交換を行いました。
 過労死で家族を亡くされた遺族の方々からの「過労死を無くする働き方改革にして欲しい。残業時間の過労死レベルでの上限時間の設定はあり得ない。裁量労働制の拡大と高度プロフェッショナル制度は絶対に認められない」など悲痛なご意見を始めとして、関係団体から貴重なご意見をいただくことができました。
 「働き方改革推進法案」の最大の問題点は、それぞれの改正の趣旨・目的、内容が全く異なる8法案を一括して審議しようとしていることです。また、残業時間の上限規制と残業代ゼロを抱き合わせた相矛盾する法案と言わざるを得ません。引き続き、関係団体からのヒアリングを進めるとともに、働く者の立場での「働き方改革」に向けて議論を深めて参ります。