民進党、希望の党による「働き方改革検討のための合同会議」
 参議院議員会館において行われた、民進党、希望の党による「働き方改革検討」のための合同会議に出席しました。
 今国会では「働き方改革」の名の下に、残業時間の上限規制だけでなく裁量労働制の拡大や残業代ゼロを可能にする制度もなども含んだ「働き方改革」の法案審議が予定されています。希望の党との統一会派結成に向けた民進党と希望の党の合意(案)については一端棚上げとなりましたが、「働き方改革」の法案審議においては、勤労者目線に立った法改正の実現に向けて、希望の党と連携し対案作成に着手することとなりました。
 最初に役員体制の確認が行われ、私は共同座長代理に指名されました。続いて、厚生労働省から「政府の働き方改革の法案に関する検討状況についてヒアリングを行い、閣議決定されている「働き方改革実行計画」、「時間外労働の上限規制」についての労働政策審議会での建議などについて説明を聴取するとともに、これまで民進党が検討してきた9項目の「働き方改革」立法検討テーマについて確認しました。
 今後、「働き方改革」だけでなく、6年連続で過去最高を更新している平成30年度予算の審議、森友学園・加計学園の疑惑追及、憲法改正の発議に向けた議論、カジノ実施法案などの重要法案の審議を通じて、巨大与党に論戦を挑むための野党間の連携を進め、生活者・納税者・消費者・働く者の立場での政策を実現するための大きな塊を作って行ければと考えています。