第38回「自殺対策を推進する議員の会」総会を開催
2月5日、私が事務局長を務める超党派議員連盟「自殺対策を推進する議員の会」は、第38回総会を開催しました。
総会では、厚生労働省より2024年の自殺者数(暫定値)について報告を受けました。全体の自殺者数は2万268人で、前年の確定値から1,569人減少し、2年連続で減少。一方、小中高校生の自殺者数は527人と、統計が開始された1980年以降で過去最多となりました。
全体の内訳をみると、男性は1万3,763人で3年ぶりに減少し、女性は6,505人となり、2年連続で減少しました。職業別では、「有職者」や「無職者」などの自殺者数はいずれも前年の確定値より減少したのに対し、「学生・生徒等」のみが増加しました。
また、こども家庭庁より、2023年5月に関係省庁連絡会議で取りまとめた「こども自殺対策緊急強化プラン」の実施状況の報告と、2025年度のこども自殺対策関連予算案について説明を受けました。
さらに、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水氏より、こどもの自殺に関する省庁のデータを細分化した結果が報告され、そこから読み取れる喫緊の課題として特に「女子中学生」と「定時制・通信制」の女子高校生への支援を強化すべきとの提言をいただきました。
こうした状況を踏まえ、当議員連盟の議員立法により2006年に制定された自殺対策基本法については、10年ごとにその時の状況を勘案した見直しを行っていることに鑑み、今国会で「こどもの自殺対策に関する動向」と自殺未遂者支援や自殺念慮者支援の課題である「個人情報の共有」について守秘義務を課した上で可能とする法改正に取り組むことを確認しました。
※こどもの自殺の内訳
小学生15人(前年の確定値より2人増)、中学生163人(同10人増)、高校生349人(同2人増)。
性別では、男性が239人(前年より20人減少)、女性が288人(同34人増加)。
総会では、厚生労働省より2024年の自殺者数(暫定値)について報告を受けました。全体の自殺者数は2万268人で、前年の確定値から1,569人減少し、2年連続で減少。一方、小中高校生の自殺者数は527人と、統計が開始された1980年以降で過去最多となりました。
全体の内訳をみると、男性は1万3,763人で3年ぶりに減少し、女性は6,505人となり、2年連続で減少しました。職業別では、「有職者」や「無職者」などの自殺者数はいずれも前年の確定値より減少したのに対し、「学生・生徒等」のみが増加しました。
また、こども家庭庁より、2023年5月に関係省庁連絡会議で取りまとめた「こども自殺対策緊急強化プラン」の実施状況の報告と、2025年度のこども自殺対策関連予算案について説明を受けました。
さらに、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水氏より、こどもの自殺に関する省庁のデータを細分化した結果が報告され、そこから読み取れる喫緊の課題として特に「女子中学生」と「定時制・通信制」の女子高校生への支援を強化すべきとの提言をいただきました。
こうした状況を踏まえ、当議員連盟の議員立法により2006年に制定された自殺対策基本法については、10年ごとにその時の状況を勘案した見直しを行っていることに鑑み、今国会で「こどもの自殺対策に関する動向」と自殺未遂者支援や自殺念慮者支援の課題である「個人情報の共有」について守秘義務を課した上で可能とする法改正に取り組むことを確認しました。
※こどもの自殺の内訳
小学生15人(前年の確定値より2人増)、中学生163人(同10人増)、高校生349人(同2人増)。
性別では、男性が239人(前年より20人減少)、女性が288人(同34人増加)。