財務金融関係勉強会
 スルガ銀行不正融資事件に関する第三者委員会調査報告書について、金融庁よりヒアリングを行いました。報告書の概要についての説明を聴取した後、質疑応答を行いましたが、金融庁の検査に対して出席議員からの疑問が噴出しました。昨年には当時の金融庁長官が「スルガ銀行は地銀のお手本」という趣旨の発言をしており、何をチェックしてきたのか、金融庁の検査能力に対する疑問も出た勉強会となりました。
 出席議員には、金融関係職の経歴を持つ方も複数おり、金融庁の検査の厳しさも知っていたため、結果論ではありますが、なぜスルガ銀行の件では機能していなかったのか問いました。金融庁にはこのことも含め、今後、回答を求めていくこととなりました。
 また、銀行の不正というショッキングなところに目が行きがちですが、詐欺まがいと言われてもおかしくない商品により被害を受けられた方々への救済措置も十分検討しなければなりません。そのことについても大事な視点であることをはっきりと伝えました。
(写真は川合が司会として発言しているところ)