第193回通常国会が召集
 1月20日、第193回通常国会が召集されました。会期は、延長がなければ6月18日までの150日間です。
 10時からの参議院本会議では、議席指定、特別委員会設置、調査会設置等の諸手続が行われました。ここで本会議は一端休憩となり、特別委員会が開会され、委員長選任と理事互選の手続きが行われました。その後、午後1時から天皇陛下をお迎えして参議院本会議場にて開会式が行われ、ました。更に、午後3時30分から本会議が再開され、安倍総理大臣の施政方針演説など、政府四演説を聴取しました。来週の月曜日からの3日間、政府四演説対する代表質問が衆参の本会議において行われます。
代表質問に続いて、平成28年度補正予算・平成29年度予算や配偶者控除の見直しを含む税制改正関連法案の審議が行われます。いずれも持続可能で健全な経済の発展には欠かせない重要事項が含まれており、徹底した審議を求めてまいります。
 私の所属する厚生労働委員会では、「労働基準法改正案」が継続審議となっており、裁量労働制の規制緩和や残業代の支払対象の見直し等を図る制度等が議論されます。次に、「雇用保険法改正案」の審議予定されており、保険料率等の引き下げや育児休業給付等の見直しが検討されています。更に、「職業安定法改正案」「育児・介護休業法改正案」「介護保険法改正案」等が予定されています。いずれもその結果如何によっては私たちの職場環境にも大きな影響を及ぼすことが懸念されます。勤労者目線に立った法改正の実現に向けて、全力で巨大与党に論戦を挑んでまいります。
 今後とも、ご指導・ご支援のほどをお願い申し上げます。