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1月9日、本日は大阪府内で交通労連関西地方総支部の年賀会、広島県に移動してイズミ労組執行委員会とUAゼンセン広島県支部主催の「2016政経フォーラムin広島」において昨今の政治情勢や労働法制の動向などについて講演を行いました。
暖かく穏やかな新年から一転して不安定な世界経済の下、株価は年初から下落を続けています。アベノミクスは円安誘導政策とともに私たちの年金積立金を国内株式に投資することで実体経済が伴わない株高政策を推し進めてきました。しかし昨年来、株安が続いており、昨年11月30日発表されたGPIFの2015年7~9月期の運用実績で7兆円の赤字、それ以降も株価の下落により赤字幅膨らんでいます。つまり私たちの年金積立金は僅かな期間でおよそ10兆円ほども目減りしているのです。
このまま株価が下落し続けた場合、いったい誰が年金積立金不足の責任を取るのでしょうか? 国民の大切な老後資金である年金積立金が、安倍首相の勝手な思惑でマネー・ゲームに使われていることに強い怒りを感じます。