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 10月12日、超党派議員連盟「自殺対策を推進する議員の会」第15回総会が開催されました。冒頭、参院選後の役員体制の確認において、私は柳沢光美前参議院議員の後任として事務局長の指名を受け、全会一致で承認されました。
 その後、関係各省からのヒアリングと意見交換を行いました。本年4月に「改正自殺対策基本法」が施行されて半年が経過しましたが、この間の取組状況や平成29年度予算概算要求の状況などの説明を聴取しました。その結果、地域における自殺対策推進体制の強化については一定の道筋が描かれていましたが、若者自殺対策の強化については、対応に遅れが生じていることが明らかになりました。意見交換においても自殺総合対策センターの体制とともに文科省の施策についての意見が多く出され、今後の進め方について一定の方向性が見えてきたと思います。
 すでにここ数年で年間1万人近く自殺者を減らすことができており、数ある議員連盟の中でもこれだけの成果を上げている議連はないものと考えます。しかし、まだまだ多くの取り組むべき課題があります。自殺者ゼロ社会を目指して、一歩一歩着実に取り組んでまいります。